HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という言葉を全く違った意味に教えてくれたのは母だった件①
こんばんは。管理栄養士の一色聡子です。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という言葉を健診結果などで
見られた方は多いと思います。
ちなみにこの数値でわかることをひとことで説明しますと、
「検査前1~2ヶ月の血糖値の状態が分かる」
ということです。
元々は糖尿病の患者さんの血糖コントロール状態をみる為に
行われていた検査ですが、血糖値のように
検査直前の食事の影響を受けることもなく
平均的な状態が分かる為、
慢性的な高血糖をみる指標として診断でも重要視されるように
なっている値です。
なので私も保健指導を行う際に検査データを見る時は
血糖値よりもHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値をみて
お話ししています。
基準値より血糖値が少し位高くても
長いスパンでみるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が正常範囲であれば
まだ大丈夫ですが(注意は必要です、遺伝的な要素もあるので)
逆の方もやはりいらっしゃいます。
「健診前なので数日~1週間ほどは甘いものを控えていたけれど
少なくとも1~2ヶ月前は良く食べていた」
というのが数値に出ているパターンです。
ひとつひとつの検査データはそれまでの食生活と必ずリンクしているので
健診結果の裏面などをよく見て何を意味するか?
ということと身体の状態をしっかり見つめて欲しいなと日々思います。
少し長くなったので続きます。(苦笑)
(タイトルの話は明日に続く・・)